公開は2001年。言わずと知れた『クレヨンしんちゃん』シリーズの映画版第九作目。映画版のクレヨンしんちゃんの中では、次作の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』と並んで最高傑作との呼び声が高い作品です。
実は久々にこの作品を観たのですが、号泣してしまいました。年を重ねれば重ねるほどにより涙を誘われることになりそうです。完全に大人向けの内容です。
あらすじとしては、{懐かしい時代のテレビ番組や生活を再現した「二十世紀博」というテーマパークが作られ、大人たちはうんざりしている子供たちを放り出して「昔」の世界にどっぷりと浸っていた。これは「イエスタデイ・ワンスモア」という秘密結社が、未来を放棄し「古き良き昭和」を取り戻すという「オトナ帝国」計画によるものだった。}というもの。
クレヨンしんちゃんと言えば、本来の風刺的な表現よりも家族の団欒を中心としたホームコメディの印象を強くしてきた国民的なアニメ作品と言って間違いはないでしょう。もちろん、本来は1990年から連載されている息の長い漫画作品です。もしかすると知らない方もいる可能性があるため念のため。連載開始年に生まれた人が今や成人している年月ですよ。
さて少し脱線しましたが、私が言いたいことはこの作品については「クレヨンしんちゃんは子供向け作品ではない」ということです。しんのすけの両親である、ひろしやみさえはいつも我が子であるしんのすけやひまわりをとても大切にしています。それが、子供たちをないがしろにするというのは尋常ではない表現です。どうしたの、と不安がって尋ねずにはいられない変貌ぶりです。
大人たちは昔懐かしい時代と、いま現在を強く認識します。昔を思って涙し、今の毎日毎日仕事に疲れ、残業続きで遅い電車に揺られて家に帰っても家族が待っていてくれる、その幸せにも涙します。一方、しんのすけは転んで鼻から血を噴いても、疲れて疲れて脚が棒のようになっても、未来を見つめて走ります。お互いの今を支えているのは、やっぱり家族愛なのかもしれません。
色々と考えさせられるのはもちろんですが、本当に感動します。まだ観ていない人はぜひ観て下さい。
実は久々にこの作品を観たのですが、号泣してしまいました。
あらすじとしては、{
クレヨンしんちゃんと言えば、
さて少し脱線しましたが、
大人たちは昔懐かしい時代と、いま現在を強く認識します。
色々と考えさせられるのはもちろんですが、本当に感動します。

