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携帯電話があったら②

引き続き、昔の時代に携帯電話があったらを紹介します。
 
「彼の残業が無い木曜日、夜9時頃になると、
玄関にあった電話の前をウロウロしていました」と話してくれたのは、
商社に勤務するユイコさん(38歳・会社員)。
 
木曜9時のコールは2人の大切な約束だったのだ。

そんな彼との破局が決定的になったのは、つきあいだして2回目のバレンタインデー
「渋谷で7時に待ち合わせていたんですけど、1時間たっても、2時間たっても彼が来なくて...。
結局、3時間近く待って、あきらめて帰りました」。

この晩、彼の残業が終ったのは夜9時過ぎ。
待ち合わせをあきらめた彼は、同僚と飲みに出かけてしまったのだとか。
結局、彼から家に電話があったのは、バレンタインデーの翌々日の夜。
「約束の時間を2時間も過ぎていたから、待っているなんて思わなかった」と言われた
ユイコさんは、頭にきて「別れる!」と叫んでしまった。

「それが最後の会話です(苦笑)。あのバレンタインデーの夜、
携帯電話を持っていたなら、別れずにすんだのかもしれません」(ユイコさん)。
 
なんとも悲しい、好評なので、次回もう一方のお話を。

恋愛意外にも「あのとき携帯電話を持っていたなら...」
と思うことは多い。ヒロコさん(38歳・団体職員)は、「祖母が、自分が受けた電話の内容を忘れてしまうので困りました」と話してくれた。